ティアラのブログ

2人目の不倫もひとまわり年下でした。

数年後

クリスマスは丸一日、お友達(女性)と過ごしました。

東京駅から丸ビル、新丸ビル、日本橋、有楽町…ランチして歩き、イルミネーションを眺めながら歩き、お茶して歩き、軽くお腹に入れてまた歩き、最後はワインで乾杯。

笑い過ぎて酔っ払って、本当に楽しいクリスマスでした。


ふたりとも頑張ってお金を貯めています。

私は独身の頃からの貯金を増やして、

目指せ1500越え!宣言!!笑


お友達もかなり貯めている。


子供達の手が離れたら、ふたりで旅行三昧の夢があるのだ。


だから、不倫にお金を使う優しさはないのだ〜。

ふふふっ。



たっ君とゆうさんからは、

「メリークリスマス🎅!今、なんたらかんたら…」

と、女子っぽい可愛いLINEが入りましたが、


話が盛り上がっていましたし、

たっ君は多分クリスマスは

お家でご家族と過ごしている筈なので、

お気持ちだけ頂いておきました。



もし私が男でしたら、

「トイレで返信くらい出来るでしょうが💢」

と彼女に言われてしまうのでしょうか?


…出来ないのですよね、どうしても。

駆け引きとかではなくて、

恋愛モードがオフになっているので仕方ない。


たっ君はこの辺りが納得いかないみたいですが

今日は良いでしょう。



たまにスルーできるくらいが丁度良いのです。

私の場合、依存してしまうと、

自分の楽しいであろう未来を見失ってしまうから。




不倫を思うとグレーに感じる未来も、


実現できる夢を想う時、

未来はとても明るくクリアなのです。

人生の後半に

私の母はもう亡くなりましたが、


今でいう父からの酷いモラハラで難病を患い、


私の記憶に残る母は寝たり起きたりでした。


それが普通だと思っておりましたので、

寂しいと感じたことは無かったと記憶しています。


子供の頃の、旅行や外食等の思い出はほぼ無いです。



ですから、結婚したら、沢山沢山家族でお出掛けしたいと思っていました。


…主人は悪い人ではないのですが、

家族の事が面倒で、全く興味が無い人ですので、

叶いませんでしたが。





⋆*❁*⋆ฺ。*⋆*❁*⋆ฺ。*⋆*❁*⋆ฺ。*⋆*❁*⋆ฺ。*⋆*❁*⋆ฺ。*⋆*❁*⋆ฺ。*





ある日、たっ君が突然連れて行ってくれた所は、


有名な遊園地のイルミネーションでした。

広大な敷地に所狭しとキラキラしている光の世界が、

目前にわーっと広がっていました。

以前から行きたかったのですが、

遠いから無理だとつい先日言われてからの

サプライズでした。

もうこれだけで十分でした。





けれど、その1週間後には、


冬の花火を観に連れて行ってくれました。

水面に映る花火はとてもとても綺麗なものでした。


そして、時計ばかり眺めていたたっ君は、

終了後に余韻に浸る間も無くバタバタと帰り支度。


忙しいのに有難うね〜。

もう、大満足〜。

と、車内で落ち着いてから余韻に浸っていたら、




たっ「ほらっ。見て見て!」


ティ「えっ!わぁ〜っ。きれ〜!凄〜い!」


六本木の並木道のイルミネーションを車でザーッと通っている。


またまた、余韻に浸っていたら、


たっ「降りて!」


ティ「へっ?」


車は、表参道のイルミネーション通りを抜けて、

原宿の、青の洞窟といわれるイルミネーションの前で停車していました。



たっ「歩くよー」



それまでのバタバタは何だったのかと笑えるくらいにゆっくりと、

ブルーの光の中、

手を繋いで歩くことが出来ました。



そして、車に戻るとちょっと待っててと、

これ凄く美味しいんだよと

お土産まで買ってきてくれて、



感激して大泣きしてしまった私。



そんな私を満足気に見ながら、


たっ「良かったよー。時間ないかと思ったけど、予定終了!中々良いプランだったでしょう?今年はもう会えないかな。ご飯食べて帰ろうか。」


って、キス。



私はのろのろしているほうですので、

グイグイ引っ張っていってくれるたっ君の様な人が、とても心地良いのです。


それだけに、たっ君の意に反した事をすると叱られて怖い思いをする事もあるのですが、


あぁ、こういう一面があるのね、

奥様大変だろうな…

と、


不倫はここが都合良く出来ているのでしょうね。





私にとってたっ君は、

私がしたくても出来なかった夢を

楽しみながら叶えてくれる人。



なんなら、セックス無しのお友達でも良いと思うくらい、



好きよりも先に感謝しているのです。

絆…とは?

不倫における絆…


私の知り合いに、

不倫を成就させたカップルが2組います。


2組とも、しがらみから逃げずに再婚しました。


勿論、彼の方が積極的だったのは言うまでもなく、

一緒になる為に懸命に努力をしていました。



彼女の子供逹に何度も会い、

理解を勝ち得たり、


社会的地位を捨て、

新しい出発をしたり…。


お互いのパートナー、子供達、親、仕事…


言い訳をせずに乗り越えました。



この時私は不倫をしていなかったので、

何やってるのかしら?と理解が出来ませんでしたが、


今は、ここに絆を感じずにはいられません。




反して、たっ君にとって私達のお付き合いは、

離婚をしない暗黙の了解がまず第一条件なのだと思っています。

あくまでここをクリアした上での

お付き合い。


出来る限り痛みのない条件下でしか成り立たない

恋愛。


ここに絆などあるの?

「ごっこ」以外の何なのだろう?




だから私が

「私達、まだ1年経ってないのよね。びっくりしちゃった。」

と言った時、


たっ君が

「僕達、物凄く濃い時間だったからね。色々あったよね。」


と、絆の様な表現を返した時、


「ん?表面的にはね。」


と、思ってしまったのでした。





不倫においての絆。


あくまでも、私の中では


バレた時の

お互いの行動の中に

やっと見えてくるものなのです。