たっ君の報告
その日の夜に、たっ君から2度目のLINEが入りました。
その様な時間に連絡があるなんて、
今まで一度もなかったので、
ティ「…何かあったの?家じゃないの?」
たっ「今外なんだよ。凄く大事な話があるから」
ティ「なんか怖い」
たっ「悪い話じゃないよ!」
何だろうと思ったのだけれど、
電話を待って、
でも掛けてきたにもかかわらず
会話を始めても中々理由を話してくれない。
そして、段々間延びした会話になってきた頃
たっ「検査行ってきたよ!」
ティ「え?!」
たっ「さっき電話を切って、検索して、夜でもやってる所探して行ってきたよ!陰性だった!」
え? 何? 今行って来たの??
あんなに怖がっていたのに??
少し嘘ではないかと疑いつつ、
それでも嬉しくてぼろぼろ涙が溢れてきて、
有難うと言いたいのだけれど声にならない。
矢継ぎ早に
たっ「混んでたよ。女の人も居たよ。20分くらいで済んでさ、先生が、今のところ大丈夫ですね。だってさ!今のところ、って、うけるー!!」
って。
そして、私の口から出た言葉が
ティ「ホテルに連れて行って。行きたい。えっちしたい。」
…たっ君に思い切り笑われました。