執着を手放したらこうなりました
先日、カズさんと待ち合わせた時のことです。
私は少し遅れそうだったのでその旨をLINEで伝えたのですが
ずっと未読のまま。
あ〜寝てるな(←今まで2回あった)
と思い、
なんと私は、待ち合わせ場所を少し覗いただけで
LINEにひとこと
「帰ります」と入れて、
さっさとその場を後にしてしまいました。
明日も仕事だし早く帰ろ〜みたいな。
そうしたら、電車内でカズさんからの怒りの電話。
焦った私は閉まりそうなドアから
転がるように降りました。
鬼激怒している。
どうやら朝の3時から仕事で、外でも仕事で、スマホを忘れて、汗だくで待ち合わせ場所に走って来たらしい。
そして30分以上待って、
私が来ないはずはないと思い、
心配で走ってスマホを取りに戻りLINEを確認したら
あっさり帰るとのメッセージが…
それは…頭にきた事でしょう💧
ティ「(寝坊であって欲しかった…)」
と思う私に
カズ「僕何も悪くないよね?何?僕が謝るの?違うよね?どういうことなの?💢」
ティ「(こ、こ、こ、怖過ぎる) ごめんなさい…」
激怒、無言、鬼激怒、私謝る、を
何度か繰り返し、
カズ「……はぁ…もうさ、怒らないから戻って来て」
ティ「(えぇっ?戻るの?!怖いんですけど…) はい。ごめんなさい」
恐る恐る待ち合わせ場所で待つカズさんの顔は
…笑っていました。ほっ。
完全に悪いのは私なのですが
話す気になれません。
だって、今まで同じような事を私にしてきたじゃないという気持ちがあるから。
それでもカズさんから手を繋いできて
歩きながら
カズ「泣いてるの?怒ってるの?僕悪くないよね?」
「黙秘権執行中?」
「最近、僕と遊びたい感じじゃないよね?」
「…もう僕の事嫌いになっちゃった?」
「…ねぇ…」
と、カズさんの反応を冷静に見ながら
ティ「…私も悪かったけど、カズさんだって私に同じ様な事してきたでしょう?以前だったら、戻って来てなんて言わないでガチャ切りで終了だったでしょう?」
カズ「……そう…そっか…ごめんね。え?僕が謝るの??えぇっ?」
カズ「もう、お願いだから今日のでチャラにして。もう今までの僕は死んだと思って。もう居ないんだよ。」
カズ「…今日はさ、本当に物凄く楽しみにしてたんだよ。だから怒っちゃったんだよ。何で帰っちゃうの?ろくに探しもしないで帰っちゃうって何?僕ずっと待ってたのにって。」
私はそんなカズさんに
最後のダメ出しを。
ティ「……でもね、もう、私が待たせることはあってもカズさんの事は待ちたくないの。もうね、5分たりとも待ちたくないの。本当にごめんね」
カズ「えー!? 5分たりともって…酷…泣」
ティ「だって〜 笑」
そして
カズ「最近ティアラさん、僕の事放置してるよね?放置プレーとかだめだよ?」
ティ「それも私がされていた事だもん」
カズ「……でも、復讐はだめでしょ?復讐は」
「放置プレー」と「復讐」なんて
そんな幼稚な事するわけないでしょう。
ただ、たっ君のお蔭で
カズさんへの執着を手放せただけの事なのです。
そうしたら、出会った頃の素敵なカズさんが
オマケで付いてきました。