ティアラのブログ

2人目の不倫もひとまわり年下でした。

女の勘は働かせたくない

たっ君とランチをしている時に、


紅葉の話から、次はいつ会うのかという話になり


来週末は?という流れになりました。


たっ「あー、金曜日はだめだなぁ」


ティ「土曜日は?」


たっ「来週末はだめなんだよ」


ティ「ふぅ〜ん。じゃあ再来週ね。」



いつもならこれで終わるのに、

何故か私は聞いてしまった。


ティ「何処かにお出掛けするの?」


たっ「……」(←普段聞かない事を私が聞いたので即答出来ないたっ君)


ティ「ん?」


たっ「いや、そこさ旅行なんだよ。恒例の(義理父母と奥様との)秋のさ」


ティ「今年は行かないって言ってたじゃない」


たっ「…うん…言ったねぇ。」


ティ「どこに行くの?」(←このような事も普段は聞かない)


たっ「ん〜。南の方?良く知らないんだよ」


ティ「南??ふぅ〜ん。そうなんだぁ。南…」


たっ、ティ「………」




たっ「あのさ、ティアラさんはさ、僕の旅行の事は知らない方が良い?知ってた方が良い?」


ティ「ん〜。私が寂しい想いをする事を分かってくれた上で言って欲しいかな。行くのは当たり前だし、分かってるけど、それを当然のような言葉で言われると傷付くかなぁ」


たっ「そっかぁ、うん、そう、分かった。

来週末から1週間旅行なんだよ。でも、仕事の仕入れ絡みだから、観光とかじゃないからさ。」




…うっそぉ


私が聞かなければ内緒で行くつもりだったの?


毎週会ってるのにバレるでしょうよ。


だったら、次会う話なんてしないでよ〜。




え〜?


NYって…


え〜奥様とふたり??



そりゃあね、


ティ「良かったじゃない。前から行きたいって言ってたもんね。え〜。羨ましいなぁ。アメリカなんて。楽しんできてね。」


なんて笑顔で言いましたけれど、


心の中は、どんより。


はぁ…何故、聞いてしまったのだろう。私。


海外とか…

死ぬ気で内緒にしていて欲しかったのですけれど。

くすん。



たっ「イライラしてなかったら言うつもりなんてなかったんだけど、言っちゃったよ。」


ですって。



イライラしてるのに奥様とは旅行の計画立てるのね。

仲良しさんよね。

夫婦ってこういうことよね。

じゃあ何?

私にだけイライラをぶつけてたわけ?


う〜ううっ。




笑顔なのに涙目になってる私を不憫に思ったのか、


旅行の前日を無理やり空けて、

お出掛けの約束をしてくれました。







うう〜ん。でもちょっとキツイかも〜。




やっぱり、

最終的にのほほ〜んと幸せを掴み取るのは、


鈍感力が高い女なんだなぁ。

たっ君のイラつきと私

患者様のM様。


私がバイタルチェックをしていると必ず


「いや〜。こんな美人に測ってもらったら数値が上がっちゃうよ〜。はっはっはっ」



そしてT様。


私の側に来て


「今日は美人のあんたに会いに来たんだよ〜。はっはっはっ」




M様、いつも正常値です。


T様は、M様がいらっしゃらないのを見計らって仰っていて、意外に空気を読んでいます。




お二人共に


アラウンド90。



いつまでも、この様な可愛いリップサービスが出来る

色気のある人生を送ってもらいたいなと思います。






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最近、たっ君はとてもイライラしています。


私の話す事にもいちいち突っかかります。


言葉の素通りが出来ないたっ君は、


私の大したことのない会話にもスイッチが入り、


え?どういう意味?何?それおかしくない?


…物凄い勢いで責め立てるのでたまったものじゃありません。



私は困惑して黙ってしまいます。


そうして、その様子にハッと気付いたたっ君は

自分を何とか抑える。




…家庭内でのイライラがどうにも治まらないらしく、

ストレスでアレルギーが出てしまい、

痒くて不眠になり、

更にイラつくという、


負のワープをぐるぐるぐるぐるしている。



元々、物凄くポジティブな人なのに。




そうして、イライラしながらも、

私と会う時間は必ず作る。

ここが不思議でたまらないのですが、

ティ「落ち着くまで間を空ける?」なんて

地雷を踏みそうで聞けない。


そして私にキレる。


何故不倫相手にこの様な気を使わなくてはならないのでしょう。


会いたいのに会いたくないという

謎の状態になっています。





私自身は、余り、怒るとかイライラするという感情に乏しく、

落ち込んだり悲しくなってしまうので、


一度くらい思い切りキレまくってみたい。


どれだけスッキリするのだろう。


たっ君が羨ましいわ。








楽しくない不倫程

馬鹿らしいものはないのだけれど、


たっ君は、

カズさんの事でグズグズしていた私に、

根気よく付き合い、

楽しい事を沢山教えてくれた人。


今のたっ君が本来の性格だとは思えないので、

(…だったりして。いえいえ、本人も自覚しているので迷宮入りにはならないかと)




この様な時にこそ、

包容力を発揮できないのなら、



年増に尽くしているたっ君が

あまりに可哀想だなぁと思うのですが



強いネガティブの波に私まで飲み込まれそうで






ううぅぅぅぅぅぅあぁぁぁぁぁぁぁぁ…

ばかなのか無邪気なのか

最近、たっ君は、私といる事を隠しません。


勿論、離婚の覚悟なんて微塵もないのですから

呆れてしまいます。


こんな一面があったなんて…。



友人に会う時や、副業に私を一緒に連れて行ったりして、

私の事を友達と紹介はするけれど、


いえいえ、お相手の少し意味深な笑い。

薄々勘付いてますよ?




ご飯のお店を決める時、

以前は出来るだけ生活区域を離れていたのに、


たっ「この店、美味しいらしいんだよ。◯◯さん居るかな〜」


ティ「 (◯◯さんて、共通の知り合いじゃない。冗談でしょ?え?行かないわよね??) 」




…普通に車を止めて入る。



ティ「もし誰かに会ったらどうするの?」


たっ「友達って言えば大丈夫でしょ。それとも付き合ってますって言う?」




ばかなのか無邪気なのか



その上、私の女友達に自分との事を

話して欲しい様な事を言い出す。



えぇ?

そんなキャラではなかったのに?





だって、私はたっ君の友人に紹介されても全然嬉しくないの。


公認の愛人?


僕って家庭も女も上手くやっててさって、


自慢されてるみたいに感じるわ。




あ。こんな若い素敵な彼に自慢してもらい、

素直に喜ぶべき?



いえいえ、そうじゃない。







カズさんと始まったばかりの頃の、

自分が壊れるのではないかと思う様な、

それこそ身を滅ぼす様な、


周りが何も見えなかった狂ったあの頃なら


自分が認めてもらえたようでとても嬉しかったのだと思うのだけれど。





あのね、


私を紹介するのだったら


「僕は離婚して、この人と一緒になるんだ!」




これくらいの覚悟でしなさいよね。


本当にもう…







…されても困るのだけれど。